利生院 ( 障がい福祉サービス事業所 )
福岡市早良区に建つ天台宗のお堂、利生院。
創建は不明とされているが、敷地内に元文3年建立の 碑が建っていることから、江戸時代享保の前、1738年には庵を構えていたと思われる。
現在の建物は、お堂と主屋に分かれており、築120年以上は経っている。
350年もの間、地域を見守り続け、地域に 愛された、このお堂の最後の堂守さんが亡くなったのが8年前。
「利生院の土地と建物を地域貢献や社会貢献に使って欲しい」という故人の遺志が、ここに実現することとなり、2016年11月1日、精神障害者のための生活訓練事業所として生まれ変わった。
長い歴史に加え、堂守さんの細やかな心遣いと丁寧な手遣いで、とても大事にされてきた建物や庭は未だ気品を保っており、その改築作業には、何よりも庭と建物の調和が求められた。
持ち主や建築士などと細かい協議が行われたが、その結果、古民家の持つ重厚さを十分に活かし、庭と建物の調和を大切にした、木と漆喰がふんだんに使われた和モダンのテイストに統一された室内は、窓の外に広がるお庭の景色とも調和し、とても落ち着く空間へと仕上がった。
心に不安を抱える利用者の方々、利生院とずっと慣れ親しんできた近隣の方々にも好評とのこと。
賑やかな街から少し入った路地の奥に佇む利生院。
森に囲まれて緩やかに流れる時間の中で、お堂の不動明王にも見守られつつ、少しずつ癒されていく。
そんな素敵な施設となっている。
創建は不明とされているが、敷地内に元文3年建立の 碑が建っていることから、江戸時代享保の前、1738年には庵を構えていたと思われる。
現在の建物は、お堂と主屋に分かれており、築120年以上は経っている。
350年もの間、地域を見守り続け、地域に 愛された、このお堂の最後の堂守さんが亡くなったのが8年前。
「利生院の土地と建物を地域貢献や社会貢献に使って欲しい」という故人の遺志が、ここに実現することとなり、2016年11月1日、精神障害者のための生活訓練事業所として生まれ変わった。
長い歴史に加え、堂守さんの細やかな心遣いと丁寧な手遣いで、とても大事にされてきた建物や庭は未だ気品を保っており、その改築作業には、何よりも庭と建物の調和が求められた。
持ち主や建築士などと細かい協議が行われたが、その結果、古民家の持つ重厚さを十分に活かし、庭と建物の調和を大切にした、木と漆喰がふんだんに使われた和モダンのテイストに統一された室内は、窓の外に広がるお庭の景色とも調和し、とても落ち着く空間へと仕上がった。
心に不安を抱える利用者の方々、利生院とずっと慣れ親しんできた近隣の方々にも好評とのこと。
賑やかな街から少し入った路地の奥に佇む利生院。
森に囲まれて緩やかに流れる時間の中で、お堂の不動明王にも見守られつつ、少しずつ癒されていく。
そんな素敵な施設となっている。
BEFORE
AFTER
物件情報
所在地 | 福岡市早良区 |
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築年数 | およそ120年以上 |